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明日(31日)は久しぶりに本格的な雨という予報なので、今日は花壇に肥料となる米ぬかやたい肥をまいたり、畑からザワークラウト用のキャベツを収穫したりしました。

前に地面が濡れるほどの雨が降ったのが、一体いつだったのか、忘れるくらいにカラカラ天気が続いていました。ここで雨が降ってくれることで、有機肥料が土に馴染んで土を豊かにする微生物を目覚めさせてくれます。 

一方、畑のキャベツたちはじっと寒さと乾燥に耐えていましたが、ここで雨が降ることで一気に目覚めて、玉の奥底に花の芽を成長させはじめます。
これを春化(しゅんか、ヴァーナリゼーション)と言って、野鳥たち同様、キャベツも恋の季節がはじまるのです。これまで自分自身の身体=葉の成長に向けられていた栄養分が花を作る方へ向けられ、葉の味や食感が落ちていってしまいます。

そこで、雨の降る前に収穫してしまおうという魂胆です。

とまぁ、そんな作業をしていると、畑の脇ではもう蕗の薹(ふきのとう)が顔をのぞかせていました。ゴソゴソ探して5本ほど収穫。

フキノトウはまさに春を感じさせてくれる独特な香りと苦味があって、食欲をそそります。
また、鼻詰まりや花粉症の症状を緩和する働きもあるそうです。

さっそく夕飯のおかずにしました。味噌和え?、天ぷら? …いえいえ、カレー炒め!
これが美味しいんです。

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1)アク抜き
フキノトウには肝臓に障害をもたらせる成分も含まれているので、事前にしっかりアク抜きします。
1リットル当たり小さじ1の割合で、沸騰した湯に重曹(またはべーキングパウダー)を加えてフキノトウを入れます。5分ほど茹でた後、冷たい水に入れてさらします。さらす時間が長くなるほどアクや苦味が抜けていきますが、あまり抜けすぎてはせっかくの風味や薬用成分もなくなってしまいます。重曹で有毒成分が中和されているので、10分〜20分ほどで十分でしょう。水からあげた後はよく絞り、細かく刻みます。なお、フキノトウが少ない場合は他の葉物野菜、菜の花、ルッコラ、ホウレンソウ、レタス…など少し苦味やクセのある野菜で増量します。湯通ししたあと、水気を絞って刻んでおきます。

2)ジャガイモを切る
フキノトウを水にさらしている間に、じゃがいもの皮をむいて(2〜3人前で2個くらい)、お好みで千本切り(細切り)かサイコロ切りにします。切ったら塩と乾燥オレガノ少々をふっておきます。

3)ジャガイモを炒める
フライパンに少し多めに油を入れて熱します。十分温まったところでジャガイモを入れて炒めます。表面をカリッと焼いたあと火を止めて蓋をすれば予熱で中まで火が通ってくれます。いったん別なお皿(または容器)に移します。

4)フキノトウを炒める
同じフライパンに油をひき熱します。刻んだフキノトウ(+増量 葉物野菜)を入れたあと、火加減を弱火にしてじっくりと炒めます。こうすることで、青臭さなどの嫌な匂いを飛ばすことができます。

5)ジャガイモを混ぜ入れ、カレー粉を!
よーく炒めたら、取り置いておいたジャガイモを加えて全体を均一に混ぜながらカレー粉(お好みで、大さじ1〜2)をふりかけ味をなじませます。最後に塩、コショウ、お好みで唐辛子で味を仕上げます。

野草の苦味とカレー粉の風味がよくマッチします。さらに、マヨネーズを添えても美味しいです。

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▲パンにのせて、オリーブオイルをふりかけても美味しい。

おかずとしてはもちろん、お酒(梅酒や甘口のワインがよく合います)のあてとしても最高です。

もしフキノトウが手に入ったら試してみてくださいね。
(このレシピはタンポポなどの野草にも応用できます



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▲駐車場から宿へあがるアプローチ沿いの花壇。
白いのが米ヌカで、土の中の微生物を増やした後、肥料になります。



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▲同じアプローチ沿いにある、ドッグローズやダマスカスローズなど原種系の芳香バラ。ローズヒップ(バラの実)が残っていました。

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▲バラのフェンスの前にあるのがオレガノ。夏に可愛い花を咲かせてくれます。

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▲夕暮れ前に大急ぎで収穫したザワークラウト用の白キャベツ。