インスタグラムで、ドイツのハーブ、野草好きのみなさんが、ベアラウフ(日本のギョウジャニンニクに似た野草)など、春の食用になる野草やハーブが周囲に顔を出し始めた喜びを伝えていました。
「まるでクリスマスとイースターが一緒に来たときの子どもたちの様に、私は小躍りして喜んだ!」といった便りを見て、ほんと、この気持は世界共通、地球の裏と表で同じ喜びを味わっているんだな、と思えて嬉しくなりました。

畑や庭でも、フキノトウに続いて明日葉の新芽が伸び始めています。
わたしたち伊豆、箱根地方のネイティブハーブ。
中国の薬草、当帰(トウキ)、西洋のハーブ、アンジェリカとも近縁な、滋養に富んだ美味しい野草です。

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炒めると特有な香りを放つ明日葉は、わたしたちにとってまさに春の香りそのもの。
平らな場所よりも傾斜地の法面や崖地などによく生えています。
早春から春に展開す
る柔らかい新しい葉を食用にします。

収穫した葉を軽く湯通しして冷水に取り、しばらく置いてアクを抜きます。(といっても、あまり漬けすぎると香りや美味しさも抜けてしまうのでせいぜい5分ほど。ハーブや野草の風味が好きな人そのまま使ってください)

明日葉は油との相性がとても良い食材です。

定番の天ぷら(この場合は生の葉をそのまま使う)の他、よく水を切って刻み、ごま油でじっくり炒めてから、みりん醤油や金山寺味噌と和えた甘じょっぱいキンピラ風にするととても美味しいです。それをおにぎりの具にするともう最高。

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もちろん洋風料理にも応用できます。
やはりオリーブオイルでじっくり炒め(その際パセリなど、もう1種類別なセリ科のハーブも加えるとハーモニーの効果で風味が穏やかに落ち着きます。もちろんなくてもOK)、ベーコン、唐辛子、ニンニクを加えて炒め、茹で上げたスパゲティーと絡めても美味しいです。
香りを楽しむには、むしろこの方が良く特徴が引き出せます。

※ちなみに大きく育った葉はかたくなって、料理には向かなくなりなりますが冷え性の特効薬として利用できます。
お鍋でひと煮立ちさせ、煮汁をお風呂に入れると身体の隅々までが温まります。