野菜やハーブ、作物の栽培にとって、いまが季節のどこにあるのかを知ることは最も重要なことのひとつです。つまり暦を知ることですね。

人類は、古代からそのために様々な工夫を重ねてきましたが、いちばん普及した方法はその時々の太陽が上ったり、沈んだりする位置を知ることでした。

北半球では一番北になるのが夏至、一番南になるのが冬至。
太陽は半年をかけて、その間をいったり来たりするのです。

そしてその真中になるのが春分と秋分という分点、英語でいうとEquinox (エキノックス 等分の夜という意味)。

これらのことを知れば、いま季節のどこにいるかが分かるのです。

エジプトのピラミッド、イギリスやアイルランドのドルメン、中国や日本の古墳、さらには縄文時代の環状列石も、これらを知るための観測装置がその起源だと考えられています。

アイルランドのイーリアンパイプ(同国のバグパイプ)奏者、Davy Spillane のEquinoxという音楽があります。

作物を栽培しはじめて、暦の重要性に気付いた古代の人々の想いが蘇るような音楽です。