今日からお風呂のハーブは薬用ティーツリー、メラレウカになります。
オーストラリア東部の原産で、ユーカリなどと同じフトモモ科の植物。カビや細菌、ウィルスなどの繁殖を抑え、炎症からの回復作用に優れる薬用植物です。
オーストラリアの先住民族アボリジニの間では何千年もの間、この葉を砕いてケガや皮膚の治療などに使われてきました。
その後に入植した白人たちの間にも受け継がれ、、第二次世界大戦ではティーツリー油(ティーツリーオイル Tea tree oil)がオーストラリア兵の救急箱の常備薬だったほど、広く普及し利用されてきました。
戦後、類似のものが化学合成されるようになりましたが、1960年代以降の伝統医学への関心の高まりと共に、副作用が少ないことから再評価され、現在では世界中で広く使われるようになりました。
葉を軽く煮出してお風呂に入れると、疲れたお肌を優しくいたわり、さっぱりとした湯上がりが味わえます。
※なお、オーストラリアでお茶として飲用された本来のティーツリーは、同じフトモモ科のLeptospermum scopariumという植物で、日本ではギョリュウバイ(魚柳海)と呼ばれて観賞用に栽培されています。
小学館版 園芸大事典、朝日百科 植物の世界 など、参照
コメント
コメント一覧 (2)
素晴らしいなぁ~~~~🙌🎵🎵🎵😆
癒されます~😌💕
マスター
がしました
昨日はお客様には、このお風呂でゆっくりしてもらいましたよ。
うちでは、秋から冬にかけては月桂樹、春から夏はティーツリーをメインにして、その時々で利用出来るまた違ったハーブを加えています。
ハーブの利用法には料理、薬用、クラフトの他、お風呂に使う…というのも大きなメリットがありますね。
いろんなハーブが使えて、お風呂で癒されます。
まぁ、お風呂のお湯えを洗濯に使っている場合は使えなくなるのですが…、植物のエキスによる保湿効果や血行促進による保温効果、そして自然な香りがリラックスさせてくれます。 みじかなものではドクダミなんか、匂いが嫌でなければ、お風呂に入れるととても効果があります。
一度、ハーブのお風呂特集をやろうかなぁ〜。
マスター
がしました