今朝も最低気温が早春なみの5℃。
日中はお日様も出て15℃まで上がりましたが、北寄りの冷たい風が吹く一日で、体感的には数字ほどの暖かさは感じられませんでした。
みなさまの地方はいかがでしたか?
冬に逆戻りした様な毎日が続きますが、一方で、春の歩みは止まりません。
一週間ほどカラカラ天気が続いたあとの8日から10日、当地ではまとまった雨が降りましたが、この雨の前と後では、畑の雑草の背丈やボリュームが2倍ほどにも成長しているのに、驚きました。
明日(12日)は、お客様を畑にも案内し、一緒に野菜やハーブを収穫してお昼を作ってみよう! …という、初の試み。
今回お皿の上の主役となるのは、新モノが採れ始めたお豆たち。
まず、4月に入って少しづつ採れ始めたスナップエンドウ。
急に伸びたのは雑草ばかりではありません。
そら豆のスパゲティー!
ただし、そのソラマメに今年は異変が…..
写真の奥は正常な株で、手前のチリチリになった小さな葉を着けているのはウイルス病に罹ったソラマメです。 アブラムシが媒介して感染するのですが、今年はずいぶん被害が多いです。
これも、ウイルス病に罹った葉。株の先端部分の新芽に発生します。
この病気に罹っても枯れることはなく、またもちろん人間にも影響はまったくないのですが、十分に育たなかったり、豆が出来ても小さいままで終わってしまったりします。
これは冬の初めにアブラムシが取り付いて、植物の汁を吸う時に感染させるのですが、今回はそのアブラムシ駆除が後手に回ってしまったのか、感染が拡大してしまいました。
人間同様、植物もいろいろな病気にかかります。
この写真は、春の代表的な雑草シソ科のホトケノザ。うどんこ病という、小麦粉をふりかけたようなカビに感染しています。湿度が上がると多くの植物に感染する病気ですが、桜が咲く頃を境にして急に目立つようになりました。
実はこの病気も、自然のサイクルの中では役割があります。季節は春から夏へ向かっていくのですが、次の夏に芽生え成長する植物たちに居場所が作られなければなりません。いつまでも春の草たちが居てもらっては困るのです。そのため、こうして生きている段階から病気にし、倒れたらすぐに土に帰りやすい様に菌類があらかじめ働いている、という訳です(全体でみれば、次に育つ世代の種子はもう十分出来ています)。
健全な植物というのはなかなか腐らないのですが、それだといつまで経っても場所を占領してしてしまい、次に控える夏草たちの段階へ進めないからですね。
実は病気も自然の仕組みのひとつ…という訳なんですが、でもソラマメの収穫が減るのは困ったなぁ〜。
急に伸びたのは雑草ばかりではありません。
確か一週間前までは、この半分ちょっとくらいの背丈しかなかったのですが、今朝は伸び放題に伸び、おまけに昨日の雨に打たれて周囲に崩れ落ちていました。その証拠は撮りそこなったのですが…。
写真は、支柱を上に足して、縄で縛りあげたところです。
まだ、実をつけ始めた初期の段階ですが、それでもまるまる太った赤ちゃんみたいな、美味しそうなお豆が結構付いていましたよ。
そして、待ちに待ったフランスそら豆 。 「セビリアの長ざや」というフランスの種苗会社のそら豆品種です。日本の、蚕のようなズングリしたそら豆とはだいぶ形が違います。豆は日本のものより小さいのですが、その代り何倍にも伸びる長い鞘にたくさんの豆が入っています。
また、日本のそら豆は6月上旬頃に成熟したところで一斉に収穫しますが、こちらは若い、まだほんの未熟な豆から随時収穫していきます。むしろ、成熟した豆ではかたくて食べにくくなる薄皮、旨味のあるそれも一緒に食べられる未熟な豆のほうが美味しいんですよ。
写真は、支柱を上に足して、縄で縛りあげたところです。
まだ、実をつけ始めた初期の段階ですが、それでもまるまる太った赤ちゃんみたいな、美味しそうなお豆が結構付いていましたよ。
そして、待ちに待ったフランスそら豆 。 「セビリアの長ざや」というフランスの種苗会社のそら豆品種です。日本の、蚕のようなズングリしたそら豆とはだいぶ形が違います。豆は日本のものより小さいのですが、その代り何倍にも伸びる長い鞘にたくさんの豆が入っています。
また、日本のそら豆は6月上旬頃に成熟したところで一斉に収穫しますが、こちらは若い、まだほんの未熟な豆から随時収穫していきます。むしろ、成熟した豆ではかたくて食べにくくなる薄皮、旨味のあるそれも一緒に食べられる未熟な豆のほうが美味しいんですよ。
そら豆のスパゲティー!
ただし、そのソラマメに今年は異変が…..
写真の奥は正常な株で、手前のチリチリになった小さな葉を着けているのはウイルス病に罹ったソラマメです。 アブラムシが媒介して感染するのですが、今年はずいぶん被害が多いです。
これも、ウイルス病に罹った葉。株の先端部分の新芽に発生します。
この病気に罹っても枯れることはなく、またもちろん人間にも影響はまったくないのですが、十分に育たなかったり、豆が出来ても小さいままで終わってしまったりします。
これは冬の初めにアブラムシが取り付いて、植物の汁を吸う時に感染させるのですが、今回はそのアブラムシ駆除が後手に回ってしまったのか、感染が拡大してしまいました。
人間同様、植物もいろいろな病気にかかります。
この写真は、春の代表的な雑草シソ科のホトケノザ。うどんこ病という、小麦粉をふりかけたようなカビに感染しています。湿度が上がると多くの植物に感染する病気ですが、桜が咲く頃を境にして急に目立つようになりました。
実はこの病気も、自然のサイクルの中では役割があります。季節は春から夏へ向かっていくのですが、次の夏に芽生え成長する植物たちに居場所が作られなければなりません。いつまでも春の草たちが居てもらっては困るのです。そのため、こうして生きている段階から病気にし、倒れたらすぐに土に帰りやすい様に菌類があらかじめ働いている、という訳です(全体でみれば、次に育つ世代の種子はもう十分出来ています)。
健全な植物というのはなかなか腐らないのですが、それだといつまで経っても場所を占領してしてしまい、次に控える夏草たちの段階へ進めないからですね。
実は病気も自然の仕組みのひとつ…という訳なんですが、でもソラマメの収穫が減るのは困ったなぁ〜。
コメント
コメント一覧 (1)
」の記事、勉強になりました😊💡
マスター
がしました