日本列島の上には秋雨前線が現れて、先週までの厳しい暑さはひと息ついた様です。
ただ、湿度の高さは相変わらずで、不意の雷もある不安定な天気、そして次の台風が迫って来ています。

みなさま、お変わりありませんか。
夏の疲れが溜まって体調を崩しやすい時期です。実は今の時期こそ休養が必要な時、どうぞ、無理をせず、ご自愛ください。

さて、ひるさいどはうすも夏の繁忙期を終えて、いつものペースに戻っていきます。
まずは、手つかずで放おっておかれた庭や畑の草刈り、草取り…、そして秋冬、さらには来春に向けての野菜やハーブ作りです。

最近の庭や畑から…植物たちの様子を少しご紹介させていただきます。

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8月上旬に種まきしたキャベツ類(ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツも含む)も、本葉が2〜4枚に増えました。「早く植え替えて!」とせがまれています。


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こちらはフェンネルの貝割れ。20日かけて、ようやく芽が出てきました。2〜3日で発芽が始まるアブラナ科と違って、セリ科植物は発芽に時間がかかります。チャービルやパセリはまだうんともすんとも動きがありません。


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お風呂場の横の物干しスペースで、この夏も「ヴァンドフィネティア (Vandofinetia)」という蘭の花が咲いています。


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日本など東アジアの温帯地域に自生するフウラン(風蘭)と、東南アジア産のヴァンダ(Vnda 和名ヒスイラン属)という蘭の交配種です。いわゆる着生蘭の一種で、讃岐うどんの様な太い根は常に空気に触れていないとご機嫌が悪くなります。そこで海から拾ってきた流木に縛り着け、根はそれに絡むまま露出させて栽培しています。風蘭の性質を引き継いで寒さに強く、一株は手のひらに乗る小さなサイズ。それが横に小さな子ども(クローン)を作って殖えていきます。成長は極めてゆっくりで、わが家に来てから30年近く経つのですが、まだ5〜6株くらいにしか殖えていません。


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こちらも、わが家の30年選手のひとつでテーブルヤシ (Chamaedorea elegans) 。
はじめは手のひらに載る小さな鉢を買い求めたのですが、いまでは天井に届くサイズまで大きくなりました。
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写真上から、トマト、ナス(丸ナス)、唐辛子(ハラペーニョ)の花です。

ナス科の野菜の花はみなうつむき加減に下を向いて咲きます。
写真撮影には少し手間がかかって、下からカメラを構えなくてはならず、「そんなに恥ずかしがることもないのに…」とずっと思っていました。

下を向いて咲く花について調べる機会があって、いろいろ探ってみたら、ひとつの理由として、飛びながら次々と花を訪れ、蜜や花粉を採取する花蜂やスズメガの仲間にとって、花が下を向いていた方がいちいち止まらずに済んで、効率よいので、彼らに応えるために下向きに咲くのだ。というものでした。

なるほどなぁ〜と、関心。

花は人間のためではなく、あくまでも花粉を媒介してくれる虫たちのために咲くのですからね。
(もうひとつの理由は、比較的雨の多い時期に咲く花で、下を向いて花粉が濡れたり流されたりするのを防いでいるそうです。梅雨時に咲く日本のホタルブクロや秋から冬に雨の降る地中海で咲くシクラメンなどが該当するそうです)


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トマトはアーチ状に這わせて…、森のようになっています。

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いま成っているトマトの実は、梅雨明け後に花が咲いて実になったもので、夏の太陽エネルギーをいっぱいに受けて育ったものです。
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こんな風にオーブンで乾燥トマトにして…

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オイル漬けにして保存します。


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夏の終り頃から咲くニホンハッカ (日本薄荷)。ハーブの花としては掉尾を飾ります。茎の先端20から25cmくらい、葉の付け根に車座になって小さな花が多数咲きます。薄青紫の涼しげな花色です。

ニホンハッカは日本を含む東アジア(シベリアからジャワ島)から北米大陸(カナダ最北部からメキシコ中部)に広く分布する野生ミント Mentha canadensis の栽培種になります(そのニホンハッカの中にも多数の品種があります)。
 少し前の図鑑では北米産のものと区別して、Mentha arvensis という学名が用いられていましたが、現在では同種(異なって名前がつけられたシノニム)とされています。
 中東やヨーロッパにも古くから移入されて、独名 アッカーミント Acker-Minze、 英名 field mint  (畑ミント)や 独名コーンミント Korn-Minze、英名corn mint(穀物畑のミント)などと呼ばれています。逆輸入された形で入って来たこれらは、日本のハーブや園芸の分野では在来のニホンハッカと区別してクールミントや洋種ハッカと呼ばれているようです)。

料理に使われるペパーミントやスペアミントなど、ヨーロッパ南部や中東、アフリカ原産のミント類に比べると香りは劣りますが、薬用成分のメントールの含有量はずっと多くなります。メンソレータムなどの薬用に、日本はかつて(1930年代まで)世界の7割を生産、供給するハッカ大国だったそうです。いまでもハッカ油やハッカ棒が北海道のお土産になっていますね。


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ふとみると、洋梨の実も! ナシ類は人間が受粉をしてあげないと実をつけないのですが、そんな手間もかけられないのでいつもそのままにしてのですが…。時々こうして拝ませてくれることがあります。


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ぶどうも、そろそろ収穫時。そのまま生食しても甘くて美味しいのですが、種無し処理をしていないので口に中はタネでジョリジョリしてしまいます。ジュースにして保存し、ゼリーなどにしてお客様に食べて貰おうと思います。

長々とお読みいただきありがとうございます。
良い一日をお過ごしください。


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