先日ご紹介した来年のハーブのカレンダーに続いて、もうひとつ植物画のカレンダーも届きました。

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植物図譜出版の全盛時代だった18世紀から19世紀にかけてのヨーロッパの植物画の中から草花(草本)の花が、一週間に一枚づつ掲載されています。表紙の絵は、代表的な植物、博物画家 Pierre Joseph Redoutéの有名なボタンの絵。


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江戸時代後期に日本に滞在し、日本の自然や文化を世界に紹介したシーボルトの「フロラ・ヤポニカ Flora japonica(日本植物誌)」からの作品も載っていました。彼の右腕として活躍した日本人絵師、川原慶賀の絵を基に描かれたものです。シーボルトはアジサイの学名に、幕府から国外退去を命じられて残していかざるを得なかった日本人妻楠本滝さんにちなんで ”Hydrangea otaksa(=おタキさん)”と名付けたのは有名な話ですね。(アジサイの学名は残念ながら、現在はシーボルトよりも前にイギリス人によってもたらされ標本に命名された Hydrangea macrophyllaが使われています)

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2017年は、ハーブ・薬用植物の植物画でした。いまでも取ってあって、絵の練習のお手本に使っています。