今年の秋は、9月の高温残暑に10月の風水害と日照不足で、秋冬野菜の生育が著しく遅れています。
そんな中で、雑草、いや野草に近いルッコラや食用タンポポは元気で、お料理に使えるようになりました。日照不足が幸いして、柔らかい若葉のまま利用できます。



191025_0278

こちらは朝食の焼きビーフン(タイのセンヤクという幅広麺タイプ)。
ルッコラとタンポポをベーコンと一緒にさっと炒め、茹でた麺にチャチャッとからめて出来上がりです。ルコラとタンポポの苦味とベーコンのコッテリとした脂が良く合います(青菜の苦味が油で抑えられる一方、青菜の青みがベーコンの脂分を食べやすくし胃への負担を減らします)。

仕上げに胡椒または唐辛子と胡麻油、ナンプラーなどのフィッシュソース(魚醤油)で風味つけします。

191025_0291

食用タンポポとして販売されている品種ですが、種類(生物学的な種)としては西洋タンポポになります。日本の西洋タンポポも、もともとは野菜として明治時代に北海道に導入されたのがはじめだそうですが、野生化しているものよりは葉の厚みが薄く、毛がほとんどなくて食べやすくなっています。野菜として利用する場合は、日陰で密植にして栽培します。


191025_0292

こちらはルッコラです。冬型野菜(秋に芽が出て冬から春に成長するタイプ)のアブラナ科野菜の中では暑さに強いので、7月〜8月の暑い盛りに種まき出来、残暑の中でも元気に育ちます。 普通、若いものをサラダに使いますが、大きく育てて炒めもの用野菜としても美味しくいただけます。炒めると、苦味の中に独特の甘味が出てきます。