頂いた栗で、栗の渋皮煮を作りました。
日本の栗は、渋皮が簡単に剥けるヨーロッパや中国の栗と違って 中の実に密着していてなかなか取れません。
そこで出来たのが渋皮も一緒に煮てしまう渋川煮です。
栗の渋皮には多量のタンニンなどが含まれていてとても苦いです。そこで何度も煮たり、水に晒したりを繰り返して渋を抜いた後、蜜(シロップ)に絡めて煮て仕上げます。
ほぼ丸3日かかりました。
ちょっと渋を抜きすぎてしまったのか…、また、洋菓子を作る時のクセでついシナモンとバ二ラビーンズを加えて仕上げたためか、栗の風味がほとんど消えてしまいました
なんにでもスパイスを加えれば良い…というものではありませんね (^_^;)
なんにでもスパイスを加えれば良い…というものではありませんね (^_^;)
でも、甘くて美味しい。ハーブティーのお茶請けに最高です。
The traditional sweets "Kuli-no-Shibukawa-ni" is the Japanese marronglacé (candied chestnut) with inner skin.
#marronglacé #栗の渋皮煮
コメント
コメント一覧 (2)
先日、たまたま見ていたテレビ番組で、青森の約四千年前の縄文時代の三内丸山遺跡で栗の木の畑を作って栽培されていた、と言う話をやっていました。日本人にとって、稲よりもずっと古い歴史を持つ食べ物なんですね。
渋皮の灰汁を何度も抜く作業に、その古い絆を感じました。