11月下旬頃から1ヶ月近くも風邪をこじらせてしまいました。
普段ならカモミールティーで治っていたのですが…今回ばかりは医者の薬に頼ることになりました。それでもすっきりとはせず(風邪はウイルスですから実は医者が処方する抗生物質などは効果がないのですけどね)、咳や喉の痛みがおさまったら鼻水、鼻水がおさまったらめまいやふらつき、それがおさまってもだるさや頭痛が残ったり…。

加えて、ぎっくり腰を再発してしまい、この2週間はほとんど何も出来ずに横になって過ごしてしまいました。

みなさまはお変わりありませんか。

そんな中でも食い気だけは衰えず、腰をさすりながら…前回ご紹介した印度カリー子さんに感化されて、いくつかカリー風味の料理を作っていました。

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こちらはモロッコ風の豆スープ、ハリーラ。
スープのベースは玉ねぎとトマトで作るので、印度カリー子 ちゃんのレシピのグレビーをそのまま流用。カリフラワーなど畑の野菜とひよこ豆、ベジミートを具材に入れました。仕上げのスパイスはターメリック、サフラン、シナモンなど。美味しくお腹に優しく身体が温まるスープです。

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モロッコ風豆スープのレシピはこの本を参考に。30年前にハーブにはまるきっかけを作ってくださった本のひとつです。西洋のハーブを使った料理の原点は実は中近東。アラブ世界のハーブ、スパイスと、それらを活かした各国料理が紹介されています。コンパクトですが日本でも作れるよう丁寧なレシピ解説もあり、いまでも台所で活躍しています。著者は1960年代から、長くイスラムの生活文化を日本に紹介されてこられた方です。

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こちらはドイツ風揚げ豆腐といただき物のパンプキンズッキーニが入ったCurry Eintopf (=カリーアイントプフ=カリー鍋)です。

印度カリー子 さんの冬の定番レシピ=カリー鍋を見て、そういえばドイツにも同じ様な料理があったはず…と手持ちのレシピ本やWebを検索してみたら、いろいろなCarry Eintopfがありました。

アイントプフというおは「ひとつ鍋」という意味で、いろんな具材をひとつの鍋で煮る、日本の鍋料理とまさに同じものです。肉と野菜のスープで具材を煮るのがスタンダードですが、健康志向とべジタリアン食の影響で野菜スープに、豆乳やココナッツミルク、醤油や味噌ペーストで味付けしたレシピも紹介されています。風味着けにはカレースパイスも良く使用され、特に野菜の鍋料理に使われ、お豆腐なんかも結構入っています。

ベジタリアン食の大国ドイツ。もう5〜6年前の同国のメディアの記事になりますが、約8000万の人口の1割弱が肉の代わりに豆腐を始めとした大豆製品を日常のタンパク源として利用しているとありました。多分豆腐の種類や料理法は日本よりずっと多いはずです。

この日のCurry Eintopf=カリー鍋では、パン粉で揚げたドイツ風豆腐と、写真の手前にある緑の野菜=ズッキーニとカボチャの交配種が入っています。ズッキー二のさっぱりした果肉に、ほんのりパンプキンの風味が加わった新しい野菜。カリー風味にも良く合いました。

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カレー子レシピの基本ソース=グレイビー。
玉ねぎを飴色になるまでよーく炒めて、トマトを加えて煮、ターメリック、コリアンダー、クミンのパウダーで香り付けしたもの。スープや炒めものに、大さじ1〜2ほど加えて調理し、最後に好みのスパイスやハーブで仕上げれば、簡単にカレー風味の料理が作れます。