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しばらく外仕事ができないでいたら、秋に芽生えたマリアアザミが ずいぶんと大きく育っていてびっくりしました。

写真は何株かが寄せ集まったものですが、全体で縦1.6mX幅08mくらいありました。
冬はロゼッタで(タンポポの様に地表にへばりついて)過ごすので、それほど気にはなりませんが、春になると急に伸び始め、最終的には高さが1メートルを優に超えて大きくなります。
大きな葉には白い網目模様が入って、なかなかきれいです。これを乳に見立ててマリア様の名が冠せられたとのことです。

葉には鋭い棘が生えていて不用意に触ろうものなら飛び上がるほど痛いです。原産地は中近東で、住居の周りにこれを植えて獣避けにしていたそうです。
これを畑に植えたらイノシシ避けになるかも…と思いましたが、自分が刺されて泣きをみるかも。とにかく痛いんです。

2018-05-21-mariendistel-fruchte


初夏にアザミに似た貝紫色の可愛い花を咲かせ、その後に出来る種子はヒマワリのタネに似ていて、炒って食べると香ばしく美味しいです。肝臓の薬でもあります。
食べても美味しいのでサラダのトッピングにうってつけですが、花の周りにもは鋭いトゲがあって、うっかりして刺されるとやっぱり泣きを見ます。