本格的な寒さがやって来て、青菜が美味しくなってきました。
間引きしたほうれん草と蕪を使って、ラクトベジ・スタイルの野菜グラタンを作りました。


ソースは豆乳をベースに、野菜出汁とお味噌、そして 最近のマイブームの 印度カリー子 さんのカリースパイスで風味をつけました。

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豆乳やお味噌はベジタリアン料理の旨味を作るのに重要な働きをしてくれます。でも、特に味噌はそのままでは匂いが強くて、みんな味噌料理になってしまいます。ところがそこにターメリック(カレースパイスの黄色を演出する主成分のひとつ)を加えるとあら不思議、見事に味噌の匂いが消えてくれます。

これはベジタリアン料理を本格的に作り始めた6〜7年ほど前に、アメリカテキサスのヴィーガン料理研究家の方のWeb サイトで教えてもらったのがきっかけです。

欧米のベジタリアン、ヴィーガン、あるいは健康に気遣った料理(ドイツ語ではgesund essen=ゲズント・エッセンなどといいます)では、アジア、特に日本や中国、タイ、ベトナムなどの食材や調味料、料理法がよく使われています。面白いのは、当の私たちでは思いもつかない利用法があったりして、そこがたいへん興味を惹かれます。



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さて、この日の野菜グラタン。

普段はターメリックで味噌の匂いを消した後、タイムやオレガノなどの地中海ハーブで風味をつけて行きますが、今日は 印度カリー子 さんのスパイス(チキンカリー用)を使ってみました。

カリー子さんのスパイスは、とてもソフトで優しい、あるいはフレッシュな風味を感じます。なので、所謂カレー以外にも、いろいろな料理に応用できます。

この3週間あまり、毎日のようにそのレシピやスパイスを使って料理を作っていますがまったく飽きが来ないのが、その証拠です。

これまで使ってきたS&Bの赤缶カレーやガラムマサラでは、主張が強すぎて味噌同様、何でも「カレー」味になってしまうところでした。でも、カリー子さんのスパイスは、あくまでもメインの素材を活かす脇役、いわばスパイス本来の働きをしてくれます。

カリー子さんは現在東京大学の大学院生で食品科学の分野の研究の道を歩んでおられます。それと同時に、好きな料理とその勉強・研究だけでなく、さらにスパイスなどを販売する事業を立ち上げて、地元宮城県の社会福祉法人の助けになるようなお仕事にも繋げておられます。

障害者の方々の就労や自立の厳しさの一端を、私も家族を通して見聞しているので、この事業が発展して行くことを心から応援したいと思います。