年明け最初の草むしりで畑に出ると…、
この冬初めてのイタリア菜の花の蕾を見つけました。

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friarielli(フリアリエッリ)とか cima di rapa (チーマ・ディ・ラーパ)、broccoletti(ブロッコレッティ)と呼ばれるイタリアが発祥とされる野菜です(地域ごとに呼び名が色々あるようです)。

日本の菜の花は、西アジアからシルクロードと中国を経て弥生時代に伝来した在来種アブラナが元になっているそうですが、こちらは地中海地方のカブが元になっていて、蕾の大きな品種が中世以来イタリアで利用される様になったものだそうです。

日本の菜の花はほんのりとした苦味が美味しいですが、こちらは苦味とともに辛味もあり、またナッツ(木の実)に似た良い香りがするのが特徴です。

自分で作る新鮮な野菜はどれも美味しいですが…、強いて一番好きな野菜は?と問われると、私はまず最初にこのイタリア菜の花をあげます。

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さっと湯通しして、スパゲティー(写真は少し幅広のリングーネ)やコンキリエ(貝型パスタ)と一緒にいただくと美味しいです。
いろんなソースや調理法で味わえますが、昨日はまずチーズとクリームのソースで頂きました。
他にグラタン、ソテーなどでも楽しめます。

今年は美味しい晩生種が良く育っているので、これから3月始めころまで楽しめます。

まもなく予約を再開しますので、ぜひ食べに来てくださいね!